「平成29年12月発行 落石対策便覧」対応製品
NETIS登録番号 KT-150044-A <掲載期間終了>
軽量部材によるシンプルな構造、
優れたコストパフォーマンスを発揮する
アンカー式落石防護柵です。
製品概要
ロックバリアは、最大750kJクラスの落石を捕捉できる、軽量でシンプルな部材を用いた高エネルギー吸収型落石防護柵です。シンプルな阻止面は、金網の持つ機能を最大限に発揮できるように設計されており、施工性、経済性が大きく向上しました。
ロックバリアは、「平成29年12月発行 落石対策便覧」の性能検証条件に適合した実物実験を、日本国内の実験場において複数回実施しています。さらに、実物実験の再現解析や数値解析的手法等による性能検証も実施しています。
タイプ | 対応エネルギー |
---|---|
RBー100 | ~103kJ |
RBーS100(積雪タイプ) | ~103kJ |
RB150 | ~160kJ |
RB300 | ~302kJ |
RB500 | ~503kJ |
RB750 | ~753kJ |
ロックバリア(RBシリーズ)の特長
■最大750kJクラスの落石エネルギーに対応可能
~750kJクラスまでの落石エネルギーに対応した最適なタイプを選ぶことができます。
■軽量で設置が容易な部品構成
アンカーは自穿工式が可能で大掛かりな設備を必要としないため、条件の悪い現場でもスムーズに施工が可能です。
■優れたメンテナンス性
支柱本体と支柱基礎部のベースプレートは分離可能で、メンテナンスに伴う交換作業も容易に行うことができます。
構造
■ロックバリア 概略図
維持管理
各スパンが独立した構造で、損傷箇所のみの補修などが可能であるため、メンテナンスが容易です。
実験
「平成29年12月発行 落石対策便覧」では、落石防護施設の性能照査の検証法の一つとして「実験による性能検証法」 が示されました。ロックバリア(RBシリーズ)は「平成29年12月発行 落石対策便覧」に記載の「実験による性能検証法」に準拠した 落石捕捉性能の確認、及び実験結果の実設計への反映を目的とし、実物の供試体に対し自由落下による重錘衝突実験を実施しました。
■実験設備
■実験動画
解析
実験結果を元に、非線形構造解析ソフトLS-DYNA(Ansys社製)を用いて解析モデルを作成、落石対策便覧に示される基準に準拠し、実施した性能確認実験結果を再現する数値解析を行いました。また、実験を実施していない柵高や、スパン間隔を変更した形状の数値解析を実施し、落石捕捉性能の確認を行うことも可能です。
カタログ
ロックバリア(RBシリーズ)のカタログはこちらからご覧いただけます。